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身体拘束は介護じゃない。拷問です。

人の欲求、意思、快適、不快、楽しい、辛い、痛み、必要、不必要等・・・・
実は、これらとても身近な感覚であるが、生きていく上でとても重要なこと。

下記のようなことが我々に起きたら・・・

●不快なまま…ミトン装着(写真の手袋)
●痛いまま…(車いすに縛られる)
●辛いまま…(辛い原因を追求しないで薬)
●寂しいまま…(寂しい原因を追求しないでコールを外す)
●バカにされたまま…(赤ちゃん言葉、バカにした言葉の対応)
●押し付けられたまま…(やりたくない事を強要)
等々・・・

生きる力を失いかねない。

しかし、

残念ながら介護現場では行われている。

●不適切な介護
「定時のおむつ替え」
「冷たい御粥の食事介助」
「風呂で裸で待たされる」
「やりたくない塗り絵の強要」
 等々・・・・

●身体拘束
「縛る」
「抑える」
「不自由な環境に閉じ込める」
「薬による過鎮静」
「動かないで」
「ここを出て行ってもらいますよ」
「行くところ無くなりますよ」
 等…体への縛り、薬での縛り、言葉での縛り

こちらの思う通りに行かなければ、
拘束に走る。

介護現場の不都合で、効率が悪いと思えば
拘束に走る現状。

一番怖いのは・・・

なぜ、そうなるのかという原因を追求しきっていないこと。

介護士が、原因に関心がない事が怖い。

実は、その原因にこそ、
その方の、想い、意思、快・不快、辛い、キツイ、
嫌だ、楽しい、寂しい、痛いがある!

その原因を考えないで、原因追求を飛ばして
身体拘束に及ぶ!

その方の権利は、人権はその時、失ってなってしまう。

例えば、
◎臀部を掻いて、傷が絶えないとする。
 傷が付いたらダメだから⇒ミトンをつける
 ※臀部を掻く原因
 (湿疹、衣類のしわ、湿潤、怪我、皮膚病等)が解決できていない

◎車いすから立ち上がる
 転倒したら危ないから
 ⇒立ち上がれないようにベルトをつける
 ※立ち上がってしまう原因
 (おしりの痛み、用事、排泄、車いすがあっていない等)
  が解決できていない

◎夜、ウロウロされる
 夜だし、転倒したらダメだから⇒薬の飲ませる
 ※ウロウロする原因
 (早寝過ぎた、トイレ行きたい、寂しい、お腹減った、体調が悪い等)
  が解決できていない

要は、拘束すると
根本原因に蓋をすることになってしまい
その方の、意思、気持ち、身体状況を無視してしまう事になる。

本人の気持ち、身体状況、快不快を
無視して、拘束をしたとするなら
これは行き地獄だと思いませんか?

身体拘束は、介護じゃない。
拷問です。
 

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